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プローブピンの通電チェッカー部品

こちらは、プローブピンを立てて通電チェックを行うためのチェッカー部品です。

穴が開いている部分にプローブピンを挿入し、製品や基板の電気的導通を確認する際に使用されます。

従来、この部品にはベークライトが用いられていました。しかしベークライトは欠けやすく、加工時に粉塵が多く発生するため、加工が難しいうえに作業環境にも配慮が必要でした。その結果、加工時間や工数が増え、コストの上昇が課題となっていました。

そこで近年では、絶縁性を持ちながら欠けにくい特性を備えた「ユニレート」が代替材料として採用されるケースが増えています。ユニレートはベークライトよりも材料単価こそやや高いものの、加工のしやすさや不良低減効果を考慮すれば、トータルコストはほぼ同等に収まります。そのため当社でも、この用途にはユニレートを積極的に推奨しています。

さらに、この部品はプローブピンを安定して立てるため、穴加工には±0.01mm台という高精度が求められます。当社では精密加工技術を駆使し、この厳しい精度要件を確実にクリアしています。

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