通電部品
| 材質 | PEEK(CA30) |
|---|---|
| 加工方法 | マシニング加工 |
| サイズ | 15×15×20 |
こちらは、通電用途に用いられる高精度部品の加工事例です。
素材には、PEEKにカーボン繊維を30%配合した強化グレードを採用しており、優れた機械強度・耐熱性・寸法安定性を兼ね備えています。過酷な使用環境下でも安定した性能が求められる通電部品に適した材料です。
本部品の最大の特長は、台座から36本のプローブピンが一体で立ち上がる構造にあります。各プローブピンは、根元がφ0.5のテーパー形状、先端がφ0.3という極めて細径かつ繊細な形状で構成されており、高い加工精度と再現性が求められます。
このような難易度の高い形状に対し、当社ではマシニング加工において送り速度を可能な限り抑えることで対応しています。切削負荷を最小限に抑えることで、カーボン繊維入りPEEK特有の工具摩耗や欠け・折損リスクを低減し、安定した形状精度を実現しています。微細部の加工では、わずかな条件差が品質を左右するため、工具選定から加工パス、条件設定まで細部にわたり最適化を行っています。