こちらは、バレーボールアンテナのフック部品を設計・製作した事例です。ある地方の体育館から、「ネットの取り外し時などにフック部品が簡単に破損してしまう」というご相談をいただきました。

本事例では、破損したフック部品をお預かりし、破損部分を復元するとともに、強度向上を目的とした材質の改良を行いました。従来のポリカーボネート（PC）製から、PBTにガラス繊維を30%含有したグレード（GF30）へ変更することで、耐久性を大幅に向上させました。この改良により、使用時の破損リスクを大幅に低減することができました。

さらに、フック部品にカバーを取り付けた新たな仕様も設計・製作し、安全性と耐久性を兼ね備えた製品へと進化させました。